この度、ホームページを完全にリニューアルしました。
以前のホームページは2025年8月にGPTを利用して作成しましたが、今回はClaude Codeを使っての制作です。
結論から言うと、ホームページを作成できるエンジニアに求められる要件は、この一年で大きく変わったと実感せざるを得ません。
以前ホームページを作成した際は、全体で11日ほどかかりました。
内訳としては、見た目の制作に3日、バックエンドの実装に4日、VPSへのデプロイに4日といった具合です。
今回は見た目を完全に変更し、それに伴ってバックエンドもある程度変更しました。
そして、かかった時間は、なんとたったの3時間です。
一年前に自分が作ったコードを数分で解読してくれ、あとは自分が指示した見た目や設計を次々と実装してくれました。
これまでホームページを作成するには、HTMLやCSS、JavaScript、バックエンド、サーバーなど、幅広い技術を持った人材が必要でした。
しかし今では、AIの使い方さえ知っていれば、専門的な技術を持っていない人でも、ある程度のホームページを作れる時代になっています。
例えるなら、料理の世界に電子レンジが登場したようなものです。
かつて料理を用意するには、包丁さばきや火加減など、調理に関する技術を身につける必要がありました。
しかし今では、電子レンジの使い方さえ知っていれば、誰でも簡単に食事を用意できます。
しかも最近の冷凍食品は非常においしく、栄養バランスまで考えられています。
もちろん、電子レンジが登場したからといって料理人という仕事がなくなったわけではありません。
むしろ、調理器具が進化したことで、料理人はより高度な技術や創造性を発揮できるようになりました。
私は、エンジニアの世界でも同じことが起きていると考えています。
これまで何時間もかけてコードを書いていた作業は、AIが代わりに実行してくれるようになりました。
だからといって、エンジニアに技術が必要なくなったわけではありません。
何を作るべきなのか。
どのような設計にすべきなのか。
AIが作ったものは本当に正しいのか。
問題が発生したとき、どこに原因があるのか。
こうした判断には、これまで以上に知識や経験が必要になるはずです。
そして、私がこれから特に重要になると考えているのが、PCの中だけで完結しない技術です。
例えば、レジやPOSシステム、工場の生産ライン、監視カメラ、センサー、ロボットなど、世の中にはシステムによって動いているモノがたくさんあります。
これらを動かすためには、プログラムを書けるだけでは十分ではありません。
実際にそのモノがどう動いているのか、どんな仕組みで成り立っているのか、現場ではどんな問題が起きているのか。
そうしたことを理解し、技術を使って現実の課題を解決する力が必要になります。
AIによってプログラムを書くこと自体のハードルが下がっていくのであれば、反対に、現実の世界と技術を結びつけられる人の価値は、ますます高まっていくのではないでしょうか。
つまり、これからのエンジニアには、コードを書く能力だけでなく、技術を使って何を実現できるのかを考える力が求められるのだと思います。
これからエンジニアを目指す人にとって、これは大きなチャンスです。
今までなら、何年もかけて身につけなければならなかった技術を、AIの力を借りながら実践の中で学べるようになりました。
一方で、AIに指示を出せることと、良いシステムを作れることは別の話です。
だからこそ、AIの使い方だけを覚えるのではなく、その裏側にある仕組みや技術を理解することも大切にしてほしいと思います。

