答えがない問いから逃げると、欲しい人生は手に入りにくい

投稿者:浦 周平 経営者投稿
「どうすれば売れるんですか?」 訪問販売の営業をしていた頃、この質問を何度もされました。 でも、5年間営業をしてきて思うのは、 その答えは存在しないということです。 売れるトークなんてないし、必ず契約になる流れもありません。 お客様によって価値観も違えば、タイミングも違います。 同じ話をしても売れる日もあれば、売れない日もある。 それでも、売れる人はいつも売れます。 この不思議な世界を経験してから、私は一つ思うようになりました。 **本当に価値があるのは、「答えがないもの」に答えを出せる人なんじゃないか。** 営業以外にも例はたくさんあります。 ・音楽 ・デザイン ・漫才のネタ ・YouTubeの動画 ・映画、広告 ・商品の企画 どれも「こうすれば絶対に成功する」という明確な答えはありません。 ・こうすれば売れる ・こうすれば面白い ・こうすればバズる ・こうすれば感動する どれも多くの人が挑戦し、失敗し、試行錯誤を繰り返してきた世界です。 では、これらに共通するものは何でしょうか。 私は、 **「人がどう感じるかを、狙った通りにコントロールしようとしていること」** だと思っています。 物やサービスが売れるということは、「欲しい」と思ってもらえたということ。 音楽が流行るということは、「元気が出た」「共感した」「感動した」と感じてもらえたということ。 漫才がウケるということは、「面白い」と思ってもらえたということ。 デザインが評価されるということは、「美しい」「かっこいい」「安心する」と感じてもらえたということ。 結局のところ、すべて人の感情が動いた結果です。 そして、人の感情には正解がありません。 だから難しい。 一方で、エンジニアの仕事には、どちらかというと答えがあるものが多いと感じます。 ・この機能を作る ・このエラーを直す ・この仕様を実装する もちろん簡単なことではありませんし、高い技術も必要です。 ですが、そこには「どう実装すれば実現できるか」という答えがあります。 だからこそ、学びやすく、再現もしやすい世界です。 ここで勘違いしてほしくないのは、どちらが上でどちらが下という話ではありません。 私が言いたいのは、 **人生を大きく変えるような価値は、多くの場合「答えがない領域」の先にある。** ということです。 起業もそう。 営業もそう。 採用もそう。 商品づくりもそう。 会社の経営もそう。 恋愛もそう。 「こうすれば必ず成功する」という答えはありません。 だから失敗もします。 だから怖い。 だから多くの人が避けたくなります。 でも、自分が今まで幸せに思えた瞬間を振り返ると 「誰かに○○と思ってもらえた時」であることがほとんどです。 私自身も、答えがないものに挑戦しては失敗を繰り返してきました。 売れなかった営業もあります。 うまくいかなかった提案もあります。 誰にも読まれなかった発信もあります。 だけど、ここから逃げてしまうと、 あなたは人の感情に対して欲しい結果を得にくい人生を送る恐れがあります。 答えがあることを学ぶのは、とても大切です。 それは土台になります。 でも、その先で理想の人生を手に入れたいと思うなら、 いつかは答えがない問いに向き合わなければいけません。 「どうすれば人に選ばれるんだろう。」 「どうすれば人の心を動かせるんだろう。」 そんな問いに、誰も正解を持っていないからこそ、自分なりの答えを探し続ける人に価値が生まれます。 私はこれからも、答えがないことにも挑戦し続けたいと思っています。 その先にしか、自分が本当に望む人生はないと思うからです。